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おねしょ(夜尿症)について
おねしょは医学的には「夜尿症」と呼ばれ、特に5~6歳以降に月に1回以上継続して発生する場合、病気の一種として捉えられます。多くのおねしょ(夜尿症)は成長とともに改善されますが、一部の子供では学齢期まで続くことがあります。
注意するべきこと
- 5~6歳以降で、おねしょ(夜尿症)が3ヶ月以上続いている
- おねしょ(夜尿症)が週に何回も見られる
- 日中の尿漏れが見られる
- おねしょ(夜尿症)のことを子供が悩んでいる など
子供のおねしょ(夜尿症)でお悩みの親御様へ
おねしょ(夜尿症)は子供の意志の問題ではありません。また親の育て方が原因で発生するわけではないので、自分を責めたり、お子様を叱ったりしないようにしましょう。
おねしょ(夜尿症)には様々な原因がありますので、それに応じた適切な対応と治療が大事です。おねしょ(夜尿症)で悩むお子様を支えてあげて、一緒に乗り越えていくようにしましょう。
こんなことでお悩みではありませんか?
- 何度もおねしょ(夜尿症)をする
- おねしょのせいで外泊が心配
- 学校行事やキャンプに参加するのが不安
- おねしょ(夜尿症)による皮膚のかぶれや刺激 など
このようなことでお悩みでしたら、大阪市福島区のこどもクリニックきじまへお気軽にご相談ください。
おねしょ(夜尿症)の検査
尿検査
尿の濃さや成分を分析し、体内の水分バランスや腎機能を評価します。
血液検査
腎臓の機能や体の水分バランスを調べるために行います。
腹部超音波検査(エコー検査)
腎臓や尿路の異常を調べます。
おねしょ(夜尿症)の治療
生活指導
夜間の水分摂取を控える、就寝前のトイレの利用を促すなどの指導を行います。
アラーム療法
おねしょ(夜尿症)を感知するとアラームが鳴る装置を使ったトレーニングで、徐々に夜間の尿意に対する意識が高められる効果が期待できます。
専門機関への紹介
生活指導やアラーム療法でも改善が見られない場合や、さらに専門的な治療が必要な場合は、大学病院などの専門機関をご紹介します。