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大切な仲間としばらくのお別れです。
2022.06.07
院長の貴島です。残念なお知らせですが、当院の名物看護部長である林梨紗子看護部長が家庭のご事情で6月6日(正式には6月末)をもって退職されました。
彼女に巡り会えたことは私にとっては本当にラッキーなことで、たくさん無理難題を要求してきましたが、彼女のおかげで今のクリニックはあると本気で思っています。
過去最高級の素晴らしい看護師であり、最高の看護部長でした。
私が2ヶ月の休養期間を終え、5月に復帰する初日も実は出勤する車の中では実は私はとんでもない状況でした。
「どんな風に風邪の診察をして親御さんに説明していたか」「親御さんのご相談にどのように円滑に対応していたか」
「アトピーやアレルギーの指導ってどうしてたっけ?」「そもそも採血や予防接種、点滴はしばらく入れてないけど、ちゃんとできるのだろうか?」
とどんなに一生懸命シミュレーションしても思い出せず、「これではもう医者には戻れないかも」とまで追い詰められた朝でした。
クリニックの診察室に入っても初めてきたような場所の感覚で、自分の居場所ではない気もしましたし、もう復帰は無理なのかもしれないとすら思いました。
クリニックの診察室に入っても初めてきたような場所の感覚で、自分の居場所ではない気もしましたし、もう復帰は無理なのかもしれないとすら思いました。
しかし休養している間、梨紗子看護部長のもと他の管理職やスタッフが一生懸命に守ってくれたクリニックでそれでもどうにか復帰したいという思いだけは強く、不安を梨紗子看護部長に打ち明けたところ「先生、全然大丈夫です。これまで通りドーンと言ってください。今まで以上にちゃんとできます!!」強く背中を押してくれて、そのパワーもあってか最初の患者さんの診察が始まっても頭はあんまり働いている実感はなかったですが、手と体と達者な口(笑)だけは細胞レベルで記憶があったらしく、自分でも驚くくらいいつも通りの診療ができるようになっていました。
(とても不思議な感覚で、これはボケても仕事だけはできるかもしれないと一瞬思いました。笑)
今ではそれなりに自信もついて、病気や手術の後遺症も乗り越え、以前に増して楽しく、バリバリ働きたいという気持ちがおかげさまで戻っています。
これから「梨紗子ちゃん」として当分はランチ&飲み友達となりますが、また落ち着いたら是非戻ってきてもらいたいと思っています。唯一の40代の仲間がいなくなってしまうのはとても寂しいですが、でもまずは大切な2人の息子さんたちのためにこれからの時間を過ごしてもらえればなと思います。
7月からは看護部長は林朋博、救急救命士部長は乾秀樹のw部長でクリニックの患者様を支えていきますが、これまでの看護部長のスピリットを継承しつつ、丁寧な心配りでクリニックの皆様のお役に立ち続けられるように、院長ならびに職員一同で頑張っていきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
梨紗子看護部長、本当にありがとうございました