こんにちは、こどもクリニックきじまの中国人スタッフ金海燕(キンカイエン)と申します。仕事内容は外国の患者様を診察する際に中韓通訳(英語は常に勉強中)と医療助手として日常的な業務を行なっています。今回は「医療通訳」についてお話ししたいと思います。
「医療通訳」とは、外国人の患者様が母国語で日本の医療サ-ビスを受けられるように言語面をサポートする仕事です。医療におけるコミュニケーションの目的は、主に次の3つであると言われています。①患者と信頼関係、ラポールを築き、医師と患者が良好な関係を作り出す。②患者から診察に関する必要な情報を聞き出す③患者に対して説明を正確にする。
現在、日本では医療通訳に関する国家資格はありません。したがって、民間の資格になります。厚生労働省は医療通訳人材を育成するためのカリキュラム基準を定めています。医療通訳協会の認定試験に合格すると国際臨床医学会の資格「ICM認定医療通訳士」に登録できます。これから、日本語を母国語としない患者が増え、適切な医療サービスを受けるために、医療通訳認定の需要も高まることが予想されます。非常に将来性のある資格だと思います。
世界の医療体制に関するWHOのランキングにおいて日本は常に上位に位置付けています。そして日本に往来、居住する外国人の増加によって、医療機関を受診する外国人も増加し、医療機関においては外国人患者への対応や受け入れ体制が求められるようになって来ています。医療目的で来日する患者と家族のための医療滞在ビザもあります。
私の生まれ育った中国では受診する場合には直接大きい病院に行って、受付で希望の診療科を伝えます。しかし日本では日常的な病気や軽い怪我なら、身近なクリニックを受診するように国が勧めています。安心、信頼できるかかりつけ医を持つのは大切になります。
厚生労働省の統計によると、R3.6月時点での在日外国人は約282万人が多種類ビザを持って生活しています。日本語が完全に理解できていない在日外国人の方は、受診時に難しい医療専門用語ばかり出ると、途方に暮れてしまいます。私は医療通訳として、自分の仕事はやりがいがあると思っています。日本語がうまく話せないご両親には、子どもの病状を詳しく把握できるのは一番大切なので大阪に住んでる中国人にはこのような中韓英対応できるクリニックがあることを知っていただきたいです。私自身は外国人として、外国人の立場を配慮してくれる院長に大変感謝しています。これからもクリニックきじまの笑顔の理念に従って、日本人の患者様と外国人の患者様を安心させる対応ができるように頑張りたいと思います。
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