本院

新年度

2025.04.09

こんにちは。コメディカル部部長の林です。

新年度が始まりましたね。
皆さんは、皆さんのお子さんは、新しい生活やクラスに慣れましたか?

最近、発達相談のお問い合わせがあり、「診断書とは?」「意見書とは?」「療育とは?」「療育手帳とは?」「療育園とは?」と質問を受けることがありました。
名前が似ているからややこしいですよね。私も最初のころは「ややこしいねん!」と叫んだ記憶があります。

新年度の話をする時にも、この「ややこしいねん!」が発生します。
今年のことなのか、今年度のことなのか、昨年なのか昨年度なのか。「新年」と「新年度」もまた、似ていてややこしい。

1月からが新年度というのが一番スマートな気がします。ではなぜ4月が新年度の始まりとされているのでしょうか。
時は明治19年(1886年)に遡ります。日本はイギリスに倣って、国の会計年度を4月~翌3月とする「会計法」を制定しました。学校側は学校運営に必要なお金を政府から調達するため、国の会計制度の始まりとなる4月に新年度を設けないと不備が生じるという理由で新年度を4月にする施設が多くなったことが始まりです。

桜のシーズンに入学、日本ではすっかり定着したイメージですが、海外では9月入学の国も多いです。それを受け、実は日本もムーブメントが起きようとしています。
日本から世界に留学しやすい環境と、世界から留学生を受け入れやすい環境を整えるために大阪の公立大学が2027年度より秋入学を検討しているそうです。動向が気になりますね。
調べるほどに1月が新年度になる見込みはなさそうなのであきらめるとして(笑)、新年度の様に環境が変わるとき、子どもたちには想像以上のストレスや負荷がかかります。この時期に体調を崩される方も多い。当院ではそういったお子さまやご家族様に対しての診察や生活指導も行っております。お困りの際はぜひ当院をご利用くださいませ。

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